2013年
ベトナムにおけるCDM事業の国連登録と今後の展望・課題
農業農村工学会誌
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- 巻
- 81
- 号
- 3
- 開始ページ
- 207
- 終了ページ
- 210,a2
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.11408/jjsidre.81.3_207
- 出版者・発行元
- 公益社団法人 農業農村工学会
<p>国際農林水産業研究センター,ベトナム国カントー大学およびカントー市がプロジェクト参加者となり形成したクリーン開発メカニズム(CDM)事業「カントー市における農村開発に資する農家用バイオガス事業」が,国連CDM理事会に登録された。本事業は,カントー市内の961戸の農家に,バイオガス・ダイジェスターと呼ばれる豚の排せつ物を嫌気的に発酵させ,バイオガスを発生させる装置を導入することにより,温室効果ガスの排出削減を図るもので,わが国が形成した初のバイオガス利用による低所得農家向けのCDM事業である。本報では,国連CDM理事会への登録に至るまでの取組み,今後の展望および課題を中心に報告する。</p>
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.11408/jjsidre.81.3_207
- ISSN : 1882-2770
- CiNii Articles ID : 130007784060
- CiNii Books ID : AA12221567