論文

2013年11月7日

足部内側縦アーチ高と歩行の関係~静的足部評価の有用性の検討~

臨床バイオメカニクス
  • 土居健次朗
  • ,
  • 遠藤辰明
  • ,
  • 大森茂樹
  • ,
  • 倉林準
  • ,
  • 八並光信

34
開始ページ
293
終了ページ
297
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
日本臨床バイオメカニクス学会

足部内側縦アーチ高と歩行の関係について検討した。静的足部評価はアーチ高率(AHI)とNavicular Drop Test(NDT)、歩行は三次元動作解析装置を用いて解析した。健常男性40例を対象とした。AHIは低群・高群、NDTは小群・大群に分類した。歩行解析は左立脚期における、踵挙上高、足関節底屈モーメントの最大値(PM)、足関節低屈モーメントの最大値の時間(PT)、COP角を用いた。AHIの平均値は、踵挙上高とPTとCOP角は有意差を認めた。踵挙上高では低群が高群に比べ有意に低い値となった。PTでは低群が高群に比べ有意に遅い徳となった。COP角では低群が高群に比べ有意に大きい値となった。NDTの平均値は、PMで有意な差を認め、小群が大群に比べ小さい値となった。

リンク情報
J-GLOBAL
https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=201302259128630900
URL
http://jglobal.jst.go.jp/public/201302259128630900
ID情報
  • ISSN : 1884-5274
  • 医中誌Web ID : 2014216289
  • J-Global ID : 201302259128630900

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