共同研究・競争的資金等の研究課題

2016年4月 - 2019年3月

体育カリキュラムにおけるジェンダー・ポリティクス:周辺化される人々の経験への着目

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
16K01617
体系的課題番号
JP16K01617
配分額
(総額)
4,420,000円
(直接経費)
3,400,000円
(間接経費)
1,020,000円

本研究では,学校体育において,ジェンダーとセクシュアリティの視点から周辺化される人々に視点を当て,①学校期において運動やスポーツから離脱する人々の経験,及び②性的マイノリティとして困難を味わってきた人々の経験を通して体育カリキュラムのポリティクスを検討することを目的とした.
その結果,体育や運動部活動への参加意欲や参加率は,「規範的男性」に比べて,「規範的女性」が低く,「規範的でない性」は居心地の悪さを感じ,離れる傾向のあることが認められた.
近代スポーツを中心に構成される学校体育が,高いパフォーマンスに価値を置き,性別二元制や異性愛規範が根底にあることが理由と推測された.

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-16K01617/16K01617seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-16K01617
ID情報
  • 課題番号 : 16K01617
  • 体系的課題番号 : JP16K01617

この研究課題の成果一覧

MISC

  1

講演・口頭発表等

  3