2016年4月 - 2019年3月
体育カリキュラムにおけるジェンダー・ポリティクス:周辺化される人々の経験への着目
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
本研究では,学校体育において,ジェンダーとセクシュアリティの視点から周辺化される人々に視点を当て,①学校期において運動やスポーツから離脱する人々の経験,及び②性的マイノリティとして困難を味わってきた人々の経験を通して体育カリキュラムのポリティクスを検討することを目的とした.
その結果,体育や運動部活動への参加意欲や参加率は,「規範的男性」に比べて,「規範的女性」が低く,「規範的でない性」は居心地の悪さを感じ,離れる傾向のあることが認められた.
近代スポーツを中心に構成される学校体育が,高いパフォーマンスに価値を置き,性別二元制や異性愛規範が根底にあることが理由と推測された.
その結果,体育や運動部活動への参加意欲や参加率は,「規範的男性」に比べて,「規範的女性」が低く,「規範的でない性」は居心地の悪さを感じ,離れる傾向のあることが認められた.
近代スポーツを中心に構成される学校体育が,高いパフォーマンスに価値を置き,性別二元制や異性愛規範が根底にあることが理由と推測された.
- リンク情報
- ID情報
-
- 課題番号 : 16K01617
- 体系的課題番号 : JP16K01617
この研究課題の成果一覧
絞り込み
MISC
1-
女も男も (139) 39-44 2022年6月 招待有り筆頭著者
講演・口頭発表等
3-
日本体育科教育学会第26回大会 2021年6月27日
-
日本スポーツとジェンダー学会第17回大会 2018年7月8日
-
日本スポーツとジェンダー学会第17回大会 2018年7月8日