2019年5月26日
百貨店における委託型出店契約の推移と納入業者との関係性の分析:1950 年~1970 年代 の売上仕入契約の事 例を中心として
日本商業学会第 69 回全国研究大会
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 口頭発表(一般)
- 主催者
- 日本商業学会
- 開催地
- 京都府(同志社大学)
本発表は、委託型出店契約について、百貨店・納入業者双方による相手方経営資源の相互依存と百貨店による納入業者の統制に着目して、1950年半ばから1970年半ばにかけての百貨店・出店業者間の関係性を歴史的に分析したものである。ここでは、この期間の百貨店における売上仕入の利用・拡大パターンが、マーチャンダイジング力の補完を主眼に置いた周辺的な商品分野とリスク負担を主眼に置いた衣料品分野で異なることを明らかにした。