2013年4月 - 2016年3月
睡眠中の咀嚼筋群の活動が頸部筋群に及ぼす影響
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
睡眠中の歯ぎしりなどは起床時の咀嚼筋の違和感や筋痛,さらに一過性の頭痛も併発する.一方,臨床的に起床時の頸部筋肉の違和感や痛みの訴えを聞くこともある.そこで,本研究は睡眠中の頸部筋群の活動は咀嚼筋群の影響を受けるかを明らかにする事を目的としている.
30歳までの被験者で,睡眠質問表と睡眠検査を行ったところ,咀嚼筋群との頸部筋群との関連は余り認められなかった.逆に睡眠により疲れが取れた結果が多く認められた.肩こりなどに関しては,日中の生活の中で引き起こされ,それが睡眠により軽減もしくは持ち越されている可能性が考えられる.また,睡眠係数においても歯ぎしりや肩こりが睡眠の質に影響を及ぼしていなかった.
30歳までの被験者で,睡眠質問表と睡眠検査を行ったところ,咀嚼筋群との頸部筋群との関連は余り認められなかった.逆に睡眠により疲れが取れた結果が多く認められた.肩こりなどに関しては,日中の生活の中で引き起こされ,それが睡眠により軽減もしくは持ち越されている可能性が考えられる.また,睡眠係数においても歯ぎしりや肩こりが睡眠の質に影響を及ぼしていなかった.
- リンク情報
- ID情報
-
- 課題番号 : 25463004
- 体系的課題番号 : JP25463004