2015年4月 - 2019年3月
原史料メタ情報の生成・管理体系の確立および歴史知識情報との融合による研究高度化
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(A) 基盤研究(A)
本研究は、歴史史料調査にともなって生成される多様なメタデータを総合し、汎用的な利活用を実現することを目指した。調査対象とした史料そのものに関する情報、すなわち文書史料・写真史料を中心にその組成や形状、破損や劣化、改変・修理履歴といったデータを余すことなく記録・保全するための方法論を構築した。加えて近代以後の調査履歴を精査することで、調査対象史料の伝存状況を明らかにし、適宜参照できる体制を整えた。こうした諸情報については、統合的に保全・参照するためのシステムを構築し、汎用的利用が可能となるよう整備を進めたところである。
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- 課題番号 : 15H01722
- 体系的課題番号 : JP15H01722