AVISの性能評価試験中間報告
第33回核物質管理学会日本支部年次大会
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- 開催年月日
- 2012年10月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 東京
- 国・地域
- 日本
AVIS(Advanced Verification for Inventory sample System)は、ロスアラモス国立研究所が核物質管理センター(NMCC)の委託により、MOXペレット等に含まれるプルトニウム量の高精度測定(0.5\%以下)を目的として開発された非破壊測定装置であり、大型MOX燃料加工施設(J-MOX)用の保障措置機器として使用される。J-MOXでは破壊分析試料の一部を本装置で測定し、破壊分析試料数を低減することが検討されている。よって、本装置は、保障措置の効率化の観点から、J-MOXの保障措置適用において重要な役割を担う。原子力機構は、非破壊測定装置開発にかかわる経験・知見、及びプルトニウムを取扱える試験環境を有することから、本装置の性能評価試験を受託した。これまでに標準線源(中性子及び$\gamma$)による試験を実施しており、本装置が設計通りの性能を有することを確認している。今後、MOX試料を用いた性能評価試験を計画しており、より詳細に測定精度等の評価を行う予定である。本件は、AVISの性能評価試験結果及び今後の試験計画について報告するものである。