論文

査読有り
2009年5月

振動細管法による大粒子の流動性測定

Journal of Chemical Engineering of Japan
  • 石井 克典
  • ,
  • 鈴木 政浩
  • ,
  • 山本 琢磨
  • ,
  • 木原 義之
  • ,
  • 加藤 良幸
  • ,
  • 栗田 勉
  • ,
  • 吉元 勝起
  • ,
  • 安田 正俊*
  • ,
  • 松坂 修二*

42
5
開始ページ
319
終了ページ
324
記述言語
英語
掲載種別
DOI
10.1252/jcej.08we250

振動細管式流動性測定法のMOX粒子への適用性を評価するために、振動細管式流動性測定装置により、直径が大きな粒子の流動性測定試験を実施した。模擬粒子は直径が850ミクロン以下の非放射性のジルコニア粒子であり、5種類の異なる粒径のサンプルを準備した。また細管の排出口径としては2mmから4mmのものを使用した。細管の排出口径は流動性の測定特性に大きな影響を与えた。4mmの排出口径の細管を用いることにより、すべての粒子径の模擬粒子を測定することができた。細管の傾斜角度も流動性測定特性に影響を与えた。粒子の排出が開始される流動開始加速度、すなわち流動性の評価ファクターは、カーの流動性指数と相関がある。高感度,測定時間の短さ,操作の容易さ等の利点を考慮すると、振動細管法はMOX粒子の遠隔流動性測定への適用が期待される。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.1252/jcej.08we250
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5016595
ID情報
  • DOI : 10.1252/jcej.08we250
  • ISSN : 0021-9592

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