MISC

2012年6月

小型高温ガス炉システムの概念設計,2; 核設計

JAEA-Technology 2012-017
  • 後藤 実
  • ,
  • 関 靖圭
  • ,
  • 稲葉 良知
  • ,
  • 大橋 弘史
  • ,
  • 佐藤 博之
  • ,
  • 深谷 裕司
  • ,
  • 橘 幸男

開始ページ
29
終了ページ
記述言語
日本語
掲載種別
機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等
DOI
10.11484/jaea-technology-2012-017

日本原子力研究開発機構は、2030年頃の開発途上国への導入を目指し、商用もしくは実証炉の初号機となる小型高温ガス炉(HTR50S)の概念設計を開始した。HTR50Sの設計は、建設コストの抑制と2030年頃の建設を可能とするために、実証試験を必要とする新たな技術はできるだけ用いず、HTTRの設計技術を改良して用いることを方針とした。その中で核設計については、出力密度の向上、及び燃料濃縮度数の低減を改良項目として設計を行った。その結果、出力密度をHTTRの約1.5倍にするとともに、燃料最高温度を制限値以下に抑えるために必要な出力分布の最適化に用いる濃縮度数を、HTTRの12種類から3種類に大幅に削減することに成功した。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11484/jaea-technology-2012-017
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5035277
ID情報
  • DOI : 10.11484/jaea-technology-2012-017

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