2001年3月
若手研究会勉強会「放射線等に関する最近の出来事に関する考察」に参加して
保健物理
- 巻
- 36
- 号
- 1
- 開始ページ
- 93
- 終了ページ
- 94
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
平成12年10月7日午後1時より、早稲田大学理工学部において日本保健物理学会若手研究会の主催による勉強会が開催された。「放射線等に関する最近のできごとに関する考察」をテーマとし、近年問題となっている「線源紛失」,「金属スクラップ中の放射性物質」,「モナザイト事件」等に関し、会員の発表を元に法律上の解釈や問題点について参加者12名により討論を行った。演題は「公開された情報の概略と若干の法律的解釈」,「長野県で発見されたモナザイト」,「放射性の金属スクラップ」,「保物セミナーで2000における論点の紹介」であり、各内容について発表及び質疑応答がなされた。総合討論では、規制の枠外に存在する放射性物質について「有意に高い線量とはどの程度であり、線量が高いというだけで問題か否か」をテーマとして自由に意見を出し合った。
- リンク情報
- ID情報
-
- ISSN : 0367-6110
- CiNii Articles ID : 10007384148
- CiNii Books ID : AN00228458