可搬型キャビティーリングダウン分光装置を用いた地表付近の極微量メタンガス濃度測定による活断層位置の特定; 阿寺断層での測定事例
日本地球惑星科学連合2019年大会(JpGU 2019)
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- 開催年月日
- 2019年5月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 千葉
- 国・地域
- 日本
断層や破砕帯は、しばしば地下深部起源のガスが地表に達する移動経路となることから、地表における微量なガス徴をとらえることにより、断層の分布や活動性に関する有用な情報が得られる場合があると期待される。本研究では、キャビティーリングダウン分光法による可搬型の測定装置を用いた数ppbオーダーの計測分解能での極微量メタンガス濃度測定を断層露頭において試みた。その結果、断層沿いでバックグラウンドからは有意に高いメタンガスが再現性良く検知することができ、本装置を用いた断層調査への有効性が期待できる成果となった。