汚染水処理二次廃棄物の圧縮成型及び焼結固化試験,2; 圧縮成型と焼結固化試験
日本原子力学会2016年秋の大会
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- 開催年月日
- 2016年9月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 久留米
- 国・地域
- 日本
本件では、東京電力ホールディングス福島第一原子力発電所の汚染水処理二次廃棄物の模擬廃棄物を圧縮成型及び加熱焼成し、固化体を作製した。固化体の強度特性、減容率、表面構造、吸湿性等を測定し、得られた結果をもとに、圧縮及び焼結による固化技術が二次廃棄物の安定的な減容化に有用であるか評価した。試験の結果、鉄共沈スラリー, ゼオライト, 珪チタン酸は、機械的安定性, 揮発率, 減容率, 吸湿性に関して望ましい結果が得られた。一方、炭酸塩スラリーは潮解性を持ち、平衡含水率(吸湿性)が高いことが確認された。