基本情報

所属
東京大学 医科学研究所 感染・免疫部門 システムウイルス学分野 准教授
学位
博士(理学)(2018年3月 総合研究大学院大学)

連絡先
jampeig.ecc.u-tokyo.ac.jp
研究者番号
20835540
ORCID iD
 https://orcid.org/0000-0003-0440-8321
J-GLOBAL ID
202001005370537400
researchmap会員ID
R000005242

外部リンク

ウイルスの流行と進化を理解し予測する手法の開発

ウイルス感染症の制御が難しい一因は、ウイルスが急速に進化し、その性質を変化させることにあります。私はこれまで、COVID-19パンデミックで蓄積した膨大なウイルスゲノムデータを駆使し、ウイルスの流行・進化を理解し、予測する手法の開発に取り組んできました。本研究活動の詳細はリンクの日本語総説にまとめてあります。

  • SARS-CoV-2次期流行株予測システムの開発と、本システムによる次期流行株の超早期捕捉
  • G2P-Japanコンソーシアムとの連携による次期流行株の迅速性状解析
  • SARS-CoV-2適応度予測AI CoVFitの開発とウイルス新型コロナウイルスへの適用

 

感染症制御に資するバイオインフォマティクス手法の開発

ポストパンデミック時代の現在は、SARS-CoV-2や季節性インフルエンザウイルスを含む様々なウイルスを対象に、感染症制御に資するAI技術の創出に取り組んでいます。

  • ウイルスの抗原性予測AIの開発
  • ワクチン抗原デザインに資する生成AIの開発
  • 宿主トランスクリプトーム情報を活用した効率的なウイルス探索法の開発

 

ウイルス-インフォマティクス研究領域の発展に向けた取り組み

COVID-19パンデミックにおいて、ウイルス感染症学分野におけるバイオインフォマティクス人材の不足が浮き彫りとなりました。次世代の研究者を育成するために、若手統計勉強会 を2021年から主催し、週1回オンライン勉強会を行なっています。また、他分野の研究者との交流を目的としたイベントを、ウイルス学若手ネットワークや生命情報科学若手の会と連携し実施しています。これらの活動についても、リンクの日本語総説にまとめてあります。


主要な論文

  84

MISC

  12

Works(作品等)

  1

共同研究・競争的資金等の研究課題

  10