基本情報

所属
国立極地研究所 国立極地研究所 研究教育系宙空圏研究グループ 特任教授
学位
理学博士、1979年(東京大学)

通称等の別名
Natsuo Sato
J-GLOBAL ID
201401096806815085

外部リンク

研究課題と活動状況: (1)オーロラ現象の昭和基地-アイスランド共役点観測研究:昭和基地とアイスランドはオーロラ帯で唯一存在する地磁気共役点の位置関係にある。このユニークな利点を最大限利用しての同時観測から、オーロラの形状や動きなどの共役性・非共役性の研究を行っている。特に、いまだ未解決である脈動オーロラの発生機構や発生領域の研究、及び、デスクリートオーロラ形状の共役性・非共役性を生み出す発生機構の研究を行っている。(2)国際SuperDARNレーダーを用いたオーロラ現象の観測研究:昭和基地に2基ある大型短波レーダーを中心に、両極を広くカバーする国際SuperDARNレーダー網のデ-タを用いて、可視オーロラのダイナミクスと電離圏対流との関係や太陽風の磁場効果、及び、その南北半球の比較研究を行っている。極域観測歴: (1)南極域:第15次南極地域観測隊(越冬隊/1973-1975)、仏国ケルゲーレン基地(交換科学者/1977)、ソ連マラジョージナヤ基地(交換科学者/1979-1980)、第22次南極地域観測隊(越冬隊/1980-1982)、第29次南極地域観測隊・副隊長兼夏隊長(夏隊/1987-1988)、第34次南極地域観測隊・隊長兼越冬隊長(越冬隊/1992-1994) (2)北極域:ノルウエーにおけるIMS日仏共役点予備観測 (1976)、アイスランドにおけるIMS日仏共役点観測(1977)、アイスランドにおける昭和基地とのオーロラ共役点観測(1983~現在)、ノルウェーにおける国際共同大気球実験(1985) (3)その他のフィールド

経歴

  1

論文

  279

MISC

  17

書籍等出版物

  3

講演・口頭発表等

  367

社会貢献活動

  27

その他

  1
  • 1.脈動オーロラ発生機構の研究:脈動オーロラのFAST衛星と昭和基地-アイスランド共役点同時観測イベントの解析を進め、発生領域が磁気赤道面でなく地球に近い場所であることや、形状にポテンシャル構造が関係すること、オーロラの周期性には共役性がないこと、加速電場の存在の指摘など、脈動オーロラの発生機構と発生領域に関しての事実を得ることができた。その後、THEMIS衛星と地上同時観測やCLUSTER衛星と地上同時観測により脈動変調が起こる場所と原因の研究を進めている。 2.オーロラブレイクアップ現象の共役性に関する研究:2003年9月に実施したアイスランドと昭和基地の共役点観測中に、二晩連続でオーロラブレイクアップ現象の共役性に関する興味深いデータが得られた。その結果、一晩は過去20年間の観測では得られていない、共役性が極めて良い現象であった。このデ-タを用いて昭和基地の地磁気共役点位置の時間的変動のトレースと微細構造の共役性に関する成果を世界に先駆けて論文に発表することができた。 3.国際SuperDARNレーダーを用いた研究:国際SuperDARNレーダーの一翼を担う昭和基地レーダーの研究代表者として2012年まで活動してきた。昭和基地レーダーの共役点視野である英国レスター大学との研究協力関係がより深くなり、相互に多くの共同研究を推進することができた。また、南極側レーダーに関しては、中国中山基地での日中共同観測も進めてきた。