2017年4月 - 2021年3月
JOPTの拡充と普及:汎用性と実用性に富む日本語口頭能力試験の実現
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(A) 基盤研究(A)
2016年度に終了した科研費基盤研究(A)(課題番号25244023、研究課題名「日本語会話能力テストの研究と開発:国内外の教育環境及び多文化地域社会を対象に」、通称「JOPT(Japanese Oral Proficiency Test)プロジェクト」)の成果を拡充、発展させ、一般使用できる口頭能力試験を完成させることを目的に研究を続けている。具体的には、アカデミック領域(A領域)、ビジネス領域(B領域)、コミュニティー領域(C領域)の3 領域に分かれた領域別の口頭能力試験の作成を目指している。研究のコアとなるメンバーは研究代表者、研究分担者、研究協力者合わせて7名であり、研究遂行のために9つの班(統括班、A~C領域班、評定・評価班、分析班、マニュアル班、ワークショップ班、システム班)を組織し、コアメンバーは1つ以上の班に所属し、各班で連携を取りながら活動している。
2018年度は4年間の研究活動の2年目であったが、全体として計画通りに研究ができていると考えている。具体的には以下の通りである。
作問についてはA領域、C領域に関してはかなり進展し、完成の目途が立った。2019年度に追加で試行調査も行う予定である。B領域については準備が完成し、2019年度に本格的に作問を開始する。更に、当初の予定になかったが、社会的にニーズの高い介護領域(K領域)についても2019年度から開発をする準備が整った。
2017年度に行った試行調査で得られたデータを分析し、評定・評価基準の確認、外在基準との関係を調べ、後者については発表も行った。またそのデータのコーパス化も開始した。
2018年度は4年間の研究活動の2年目であったが、全体として計画通りに研究ができていると考えている。具体的には以下の通りである。
作問についてはA領域、C領域に関してはかなり進展し、完成の目途が立った。2019年度に追加で試行調査も行う予定である。B領域については準備が完成し、2019年度に本格的に作問を開始する。更に、当初の予定になかったが、社会的にニーズの高い介護領域(K領域)についても2019年度から開発をする準備が整った。
2017年度に行った試行調査で得られたデータを分析し、評定・評価基準の確認、外在基準との関係を調べ、後者については発表も行った。またそのデータのコーパス化も開始した。
- ID情報
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- 課題番号 : 17H00919
この研究課題の成果一覧
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論文
1-
2019日本語教育シンポジウム第23回AJEヨーロッパ日本語教育シンポジウム報告・発表論文集 310-317 2020年7月 筆頭著者