共同研究・競争的資金等の研究課題

2014年4月 - 2016年3月

心房中隔欠損症に合併した心房細動における不整脈基質の解明及び包括的治療戦略の確立

日本学術振興会  科学研究費助成事業 若手研究(B)  若手研究(B)

課題番号
26860562
体系的課題番号
JP26860562
配分額
(総額)
3,770,000円
(直接経費)
2,900,000円
(間接経費)
870,000円

心房中隔欠損症(ASD)カテーテル治療前の発作性/持続性心房細動(AF)に対するカテーテルアブレーション(RFCA)施行の有無で2群に分け、ASDカテーテル治療後のAF再発を比較した。観察期間におけるAFの再発はRFCA群、no-RFCA群でそれぞれ3/35例(9%)、10/17例(59%)であり、RFCA群においてAF再発が有意に少ない結果であった(P<0.001)。AFを有するASDにおいて、ASD閉鎖前のRFCAがASD閉鎖後のAF抑制に有用であることが示唆された。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-26860562/26860562seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-26860562
ID情報
  • 課題番号 : 26860562
  • 体系的課題番号 : JP26860562