2014年
マルチフロートランスポンダを用いたIP over Elastic光ネットワークの有効性評価
電子情報通信学会技術研究報告
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- 巻
- 113
- 号
- 391(OCS2013 92-100)
- 開始ページ
- 31
- 終了ページ
- 36
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人電子情報通信学会
バックボーンネットワークの今後の継続的な通信量増大に対して効率的・経済的に対応するため,光レイヤに柔軟性・適応性を導入することで周波数利用効率向上を実現するエラスティック光ネットワークの検討が進んでいる.本アーキテクチャを用いてネットワーク全体のコストや消費電力低減効果を最大にするためには,IPレイヤと連携した統合的なアーキテクチャによる,通信リソース利用のさらなる高効率化が必要になる.本稿では,近年注目を浴びつつある,並列化されたサブトランシーバを宛先の異なる複数のチャネル間で共有できるマルチフロートランスポンダを用い,その効用の一つである,レイヤ間IFのシンプル化によるIPトラフィックのオフロードの可能性を他モデルとの比較により示す.加えて,本トランスポンダの利用による各種装置の効率利用についても定量的な評価を行い,マルチフロートランスポンダを用いたノード構成に関する考察を行う.
- リンク情報
- ID情報
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- ISSN : 0913-5685
- J-Global ID : 201402277881490157
- CiNii Articles ID : 110009825461
- CiNii Books ID : AN10060797