MISC

2004年

生命倫理研究会の活動報告:スピリチュアルケアを探る

聖路加看護大学紀要
  • 西村 哲郎
  • ,
  • 堀内 成子
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  • 伊藤 龍子
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  • 大迫 哲也
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  • 下枝 恵子
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  • 松村 ちづか
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  • 射場 典子
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  • 青木 美紀子
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  • 有森 直子
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  • 桂川 純子
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  • 川地 香奈子
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  • 中込 さと子
  • ,
  • 野田 洋子

30
開始ページ
48
終了ページ
56
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
聖路加看護大学

生命倫理研究会は,2000年1月より本学大学院生の有志を中心に聖路加国際病院チャプレン・本学非常勤講師である西村をアドバイザーに始められた。その活動は,月1回の研究会において,各看護専門領域の抱える生命倫理に関連する課題を互いに持ち寄り,討議する形で学習を行ってきた。本稿では,2003年にテーマとした「スピリチュアルケア」について,事例を基に行った討議を要約し報告する。まず,スピリチュアリティおよびスピリチュアルケアの概観について述べる。次に,本研究会の趣旨を中心におき,以下の専門領域の事例に基づいた討論について述べる。すなわち,(1)いのちの始まりに関わる領域における先端医療の施術とスピリチュアルケアのあり方について, (2)小児看護領域からは,小児に関連した文献検討を基にして,親子に対するスピリチュアルケアについて,(3)成人看護領域からは,食事療法を通して生きる意味を見出すことにスピリチュアルケアのあり方を捉える, (4)精神看護領域からは,患者が生きる意欲を回復するに至るスピリチュアルケアについて,(5)在宅看護領域からは,生きがいを失った患者に対するスピリチュアルケアの難しさについて,(6)終末期医療の領域からは,死を前にした患者へのスピリチュアルケアについてである。研究会では,このような一連の討論から「いのちの尊厳」というスピリチュアルケアの基本を認識しつつ,今後さらに臨床的展開を念頭においた研鑽を積んでいきたいと願っている。

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110004631312
CiNii Resolver ID
http://ci.nii.ac.jp/nrid/9000006050654

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