共同研究・競争的資金等の研究課題

2013年4月 - 2016年3月

非経済的要因を組み込んだ青果物消費構造モデルの構築と検証

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)  基盤研究(B)

課題番号
25292137
体系的課題番号
JP25292137
配分額
(総額)
16,380,000円
(直接経費)
12,600,000円
(間接経費)
3,780,000円

本研究では、非経済的要因にも考慮した青果物消費の規定要因に関する研究を行った。主な成果は以下の通りである。需要体系分析では、サラダは家庭消費に浸透してきており、少人数世帯ほど消費が増加してきていることが明らかとなった。また共分散構造分析では、野菜と果実ともに健康・安全志向が消費量に影響しており、野菜では調理志向、果実では共食志向が消費量に影響していることが明らかになった。以上の結果から、青果物の消費拡大には、健康・安全面をアピールするとともに、野菜では調理メニューの提案とカット野菜での消費拡大、果実では一緒に食べることの楽しさの遡及が有効であると考える。

リンク情報
Kaken Url
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-25292137/25292137seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-25292137
ID情報
  • 課題番号 : 25292137
  • 体系的課題番号 : JP25292137