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(2010 年 4 月 30 日「研究ブログ」に設置)

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2019/10/11

モスクワでの引っ越し顛末記2

Tweet ThisSend to Facebook | by Takebe
大学宿舎から引越すまでの顛末記の続き(前回はこちら)。

住めそうな所をサイトで探し始めた時、最初は「ソ連時代の建物はちょっと嫌だなぁ、出来たら新築に…」と思っていました。

私が行ったことのあるロシア人の友人宅は全部ソ連時代のものですが、申し訳ないけれど、どうも暗い印象があります。長年生活してきたのだから当然汚れてはくるでしょうし、落ち着いた配色だからではあります。一方、今現在住んでいる大学宿舎(ソ連時代の大学寮)は私が住み始める直前に大改修されたばかりで、きれいな上に明るい配色の部屋なので(そして、そのお陰でモスクワに移ってきた当初の不安な気持ちがいくらかでも軽くなったので)、出来たらそういう雰囲気の所に住みたいと思ったわけです。

ここ十年かそれ以上にわたり、モスクワでは新しいマンション群が次々と建設されています。投資対象でもあり、外国人移民労働者などの流入で実需もある、というのがマンションを買った日本人の先輩の話です(私も外国人移民労働者なので、『実需』の一つですな)。一時はかなり高騰していたそうですが(最近まで不動産に興味が無かったので実態がどうだったかよく知りません)、2014年の石油価格の大幅下落などの影響もあり全体に値下がりしたそうで、先輩には去年「買い時だよ」と言われました。

そのため、引越し先を探し始めた当初は新築と中古の両睨みか、むしろ新築を中心に情報を集めていました。が、やはり高い。(-_-;; 使っていたサイトでは、価格帯を絞って検索できるので高い所は端っから除外して物件を探せます。そうすると、通勤一時間圏内(モスクワの中心から一時間半程度の所と思って下さい)では新築はほとんど出てこない。「あれぇ、おかしいなぁ、あっちでもこっちでもマンション建ててるじゃないか」と思って、試しに価格の条件を外して検索したりすると…。orz 億ションに住もうなどというダイソレタ事を考えてすみませんでした。

別の問題は、工期。近くのマンション建設中の現場には、最近見たら「2018年に建設終了」という表示が出ていましたが、サイトの情報によるとどこもこんな感じで予定工期よりかなり後ろにずれ込むもののようです。したがって、本当に完成しているの買わないと、いつ入居できるか分からない。私は、26年前に日本で実家が取り壊された時に都内の新築アパートで一人暮らしをはじめました。その時は、アパートの完成が二週間ほど遅れたので、入居できるようになるまで本郷の研究室で寝袋暮らし。ロシアでそれをやるのは流石に…。(^^;;

それでもメゲズにしつこく新築を探していると、「あ、このマンション群、通勤に便利な位置だし、値段もお手頃!」。早速、不動産屋さん(個人でやっている;免許のようなものがあるのかは不明)に相談すると、「あそこは、大きなゴミ埋め立て場の脇で、水が汚染されている、という噂がある」。その噂の信憑性を確認する術は持ち合わせていませんが、少なくともそういう噂がその周辺の社会に影響してくるでしょうから、事情のよく分からないヨソモノは避けておくのが無難。探すのを手伝ってくれていた Zabrodin 夫人には「ロシアの諺では『只のチーズはネズミ取りにしかない』と言う」と教わりました。日本だったら「只ほど高いものはない」ですね。

という訳で、自然と探すのは中古物件になりました。引っ張るようで申し訳ないですが、長々してきたので、今日はここまで。
05:29 | Impressed! | Voted(1) | Comment(0) | 今日の出来事