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研究日誌(study diary)

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2012/08/27

レインツリーの国by 有川浩

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有川浩の本を読み始めた。

中川 李枝子 
ぐりとぐら [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集)
なかがわ りえこ
福音館書店(1967/01/20)
値段:¥ 840



上橋 菜穂子 
精霊の守り人 (新潮文庫)
上橋 菜穂子
新潮社(2007/03)
値段:¥ 620


のような世界に誇れる日本の現代文学作品を探し求めて,有川浩にたどり着きました。

以前,コナンドイル,モーリスルブラン,リリアンブラウン,アガサクリスティなどの洋物の推理小説から,日本の匹敵する推理小説を探していて,栗本薫にたどり着きました。
栗本薫の「グイン・サーガ」以外の本を読みながら,「グイン・サーガ」は定年退職後しか読めそうにないと感じ,他の作家を探し始めました。

栗本薫が解説を書いている赤川次郎の作品や,多作で並び称せられる西村京太郎の作品へと読み進みました。西村京太郎が影響を受けた山村美紗を読んでいて,関西の作家の視点の鋭さに慣れて来て,東野圭吾を読み,有川浩にたどり着きました。

図書館戦争
有川 浩
メディアワークス(2006/02)
値段:¥ 1,680

塩の街
有川 浩
メディアワークス(2007/06)
値段:¥ 1,680

を読んで,その次に
レインツリーの国 (新潮文庫)
有川 浩
新潮社(2009/06/27)
値段:¥ 420



を読みました。

最初は名古屋市守山図書館に「図書館戦争」の文庫版が新規購入本で置いてあったので,すかさず借りたのが始まりです。
塩の街も,名古屋市鶴舞中央図書館に一冊だけ開架に残っていたものです。
「レインツリーの国」はbookoffで購入しました。
有川浩の最初の購入した本です。
105円では有川浩の本は一冊もありませんでした。有川浩という仕切りもありません。
通常の値引き本は4割引くらいで,有川浩の仕切りがあり,本が5冊ほどありました。
3冊購入したうちの一冊が「レインツリーの国」です。

ほかの2冊は,
阪急電車 (幻冬舎文庫)
有川 浩
幻冬舎(2010/08/05)
値段:¥ 560

海の底 (角川文庫)
有川 浩
角川グループパブリッシング(2009/04/25)
値段:¥ 740


レインツリーの国は,
ブログの内容にひきつけられてネットでの会話が始まる。
ユー・ガット・メール 特別版 [DVD]
ワーナー・ホーム・ビデオ(2010/04/21)
値段:¥ 1,500



のような感じの始まり。

会って,難聴であることが発覚。
賢い女性と直球な男性。

言葉のやり取りが引き立つ。
参考文献が豊富で,事情の説明が丁寧。

中途難聴者が日本語で考えるのに日本語が聴けないもどかしさのようなものについて知りました。

有川浩にやられたという感じ。

booklogに感想を書くにあたって,参考文献の一覧をwebで作ろうとしました。
amazonに登録のない,冊子もありました。調査の熱意に脱帽。
http://www.amazon.co.jp/lm/RXN5OBSIY7A7L/


あなたの声が聴きたい―難聴・中途失聴・要約筆記
江時 久, 幡掛 節子, 前田 愛子, 宇田 二三子, 今橋 幸恵
文理閣(2003-10)
Price:¥ 1,995


妖精作戦 (創元SF文庫)
笹本 祐一
東京創元社(2011-08-30)
Price:¥ 798



カーニバル・ナイト (妖精作戦PARTⅢ) (創元SF文庫)
笹本 祐一
東京創元社(2012-03-22)
Price:¥ 798


ラスト・レター (妖精作戦IV) (創元SF文庫)
笹本 祐一
東京創元社(2012-11-29)
Price:¥ 798




社団法人全日本難聴者・中途失聴者団体連合会
の資料がamazon.co.jpには登録がありませんでした。
「耳のことで悩まないで!」
「聴覚障害への理解を求めて 1」
「聴覚障害への理解を求めて 2」の3冊。

聴覚障害を生きる女性達」橋本美代子は絶版のようです。
自費出版のようで入手方法が見つかりません。

researchmapに記録しようと思いました。

後書きに,
図書館内乱 図書館戦争シリーズ(2) (角川文庫)
有川 浩
角川書店(角川グループパブリッシング)(2011/04/23)
値段:¥ 700


で「レインツリーの国」が出て来るとの紹介がありました。

有川浩の夫が突発性難聴になったことが,この物語を書く契機だとの話がありました。
危機は好機(ピンチはチャンス)という言葉が思い浮かびました。

文庫版の解説は山本弘さんが書いています。

詩羽のいる街 (角川文庫)
山本 弘
角川書店(角川グループパブリッシング)(2011/11/25)
値段:¥ 820


で,「レインツリーの国」について会話で出て来るとのことです。

本の中に出て来る本「フェアリーゲーム」をよく存じ上げていません。
調べなくては。。。

booklogでの感想を見ていて,違和感がいくつかありました。

恋愛小説として読まなくてはいけないと思い込んでいたり,
登場人物に共感しなくてはいけないと思い込んでいたり,
作者に共感しなくてはいけないと思い込んでいたり,
自分の思い込みを作品に押し付けようとする読み方をしている方々がいる。

もったいないな,作品から自分の為になるところを貰えばいいのに。
自分の価値観を作品に押し付けても,作品は何も返してはくれない。
自分の価値観にないものを作品から貰おうとすれば,作品は一杯返してくれる。

この本の登場人物のやり取りを見て学ぶところがそこかも。
相手に自分の価値観を押し付けても何も帰って来ない。
自分の価値観にないものを相手から貰おうとすれば一杯返って来る。

researchmap内の有川浩への覚え書き
2012/09/18 「あの日の松島」
2012/09/15 栗本薫vs有川浩
2012/09/12 シアター!有川浩
2012/08/27 レインツリーの国
2012/08/25 塩の街

researchmap内の関連記事
2012/08/27 軽文学(light novel)

<この稿は書きかけのため順次追記します。>

ps.
視点の違いによる事実の違いを,安全分析の際には説明しようとしています。
具体例でなかなかよい例がありませんでした。
viewpoints
中途失聴者と健常者とを具体例にすると分かり易いことを教えられました。

上記資料は,2012/8/24日本技術士会情報工学部会IEC HAZOPによる安全分析
の1ページです。同様の資料は2011年上海での世界ソフトウェア品質会議,
2008年日本学術会議安全工学シンポジウムでも表示しています。

07:58 | Impressed! | Voted(2) | Comment(0)