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2012/03/04

講演会「ウェルトゥムヌス―多くのアイデンティティをもつローマ神―」

Tweet ThisSend to Facebook | by sotani
こんな講演会のお知らせが回ってきた。

講演会
Vertumnus: Il dio romano dalle molte identità
ウェルトゥムヌス ― 多くのアイデンティティをもつローマ神―

日時 : 2012年 3月9日 16 :30-18:30
場所 : 東京大学駒場キャンパス 18 号館 4 階コラボレーション・ルーム 4
講師 : マウリツィオ・ベッティーニ Maurizio Bettini
     (シエナ大学教授 Professore Ordinario, Università di Siena)
司会 : 高田康成(東京大学大学院総合文化研究科 / UTCP)
使用言語 : 英語(日本語通訳あり)
入場無料・事前登録不要

ベッティーニ教授の代表的著作には、英訳された
Anthropology and Roman Culture: Kinship, Time, Images of the Soul
(Johns Hopkins University Press, 1991)
などがあります。
主催 : 東京大学グローバル COE「共生のための国際哲学教育研究センター」(UTCP)
    京都大学岡田温司研究室
共催 : 東京大学教養学部教養学科・地域文化研究分科「イタリア地中海研究コース」準備委員会

マウリツィオ・ベッティーニ講演会「ウェルトゥムヌス——多くのアイデンティティをもつローマ神」

恥ずかしながらウェルトゥムヌスなる神を知らなかったので
松原国師 『西洋古典学辞典』 京都大学出版会 2010でひいてみると、

「古代イタリアの、おそらくエトルーリア起源の神。ローマ人はウェルトゥムヌスを
verto(「転ずる」)という動詞に関連させて、季節の推移や植物の生育など
様々な変化―主として花が転じて果実になる過程―を司る神と解した。神話において
ウェルトゥムヌスは、果実の女神ポーモーナに恋して、老婆など次々と様々な姿に変身して求愛し、
最後に輝かしい美青年となって思いを遂げたとされている。

Varro Ling. 5-46, 74, 6-21/ Prop. 4-2/ Ov. Met. 14-642~,
Fast. 6-410/ Hor. Epist. 1-20/ etc.」(289頁 引用は一部)

ちょっと見てみたオヴイディウスの『祭暦』やホラティウスの『書簡詩』では
その神話の内容が詳しく書かれていなかったので
ウァロとか見てみないといけないようだが、

何故この神は女神を口説くのに老婆に化けたりしてみたのだろうか。
恋にとちくるって意味不明な行動ととってしまう
愛すべき奴だったのだろうか。女の子のウケを狙って失敗するたちだったのだろうか。
そして元々はどんな姿だったのだろうか。

興味湧いてきた。
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