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2015/09/15

J1ビザ申請、カリフォルニア移住手続き

Tweet ThisSend to Facebook | by ykamae
注意:ここに記載した情報はあくまで筆者の体験にもとづくものです。ビザ取得手続きなど、当時のものから大きな変更が生じている可能性がありますので、必ず最新の情報をチェックして下さい。



UCSDメインキャンパス











UCSDスクリプス海洋研究所







ラホーヤ岬





○ビザ取得手続き


J1ビザ申請
http://www.ustraveldocs.com/jp_jp/jp-niv-typej.asp

まずやるべきことは、DS-2019を発行してもらうこと。受け入れ研究者を通して担当のスタッフの方とメールでやりとりをし、数枚の書類に必要事項を記入、サインしてスキャンして担当者へメールで返送する。このとき、研修期間の収入を保証する書類を用意する必要がある。日本の所属機関から給料が支払われる場合は、英語で書かれた収入見込み証明書を発行してもらう、あるいは日本語の書類を英訳して提出する。

ビザ申請に必要なDS-2019を受け入れ機関に発行してもらう際、研修プログラム遂行や現地での生活に困らない程度の英語力があるかどうかを、受け入れ機関が保証する必要がある。そのため、英語力を客観的に示す書類(TOEFLスコアや語学学校の証書)、あるいは受け入れ先研究者による電話面接(英語力のテスト)等が必要な場合がある。(ただし、それまでに直接会ってみっちり議論したことがある、など、よく知っている仲ならそのまま保証書にサインしてくれると思われる。)
スタンフォード大学の例:
http://icenter.stanford.edu/depts/j_status.html#English

必要な書類が揃ってからDS-2019が発行されるまで2~3週間、手元に届くまで数日、ビザ面接の予約が取れるまで2~3週間(時期による)、ビザが届くまで数日から1週間程度かかる。手続きを始めてから終えるまで、トータルで3か月前程度かかると見ておくべき。DS-2019が発行された時点で、ビザ面接予約に必要なSEVIS費支払いに必要な情報をもらえる(SEVIS ID、Program Number、Scholar Category)ので、その情報を受け取ったらすぐにSEVIS費の支払いを済ませ、ビザ面接の予約手続きをとるのがよい。その際、顔写真(ビザ面接の際にはプリントした写真も必要)の電子ファイルをアップロードする必要がある。写真の要件が細かく指定されているので(写真に対する顔の大きさの割合など)よく確認する。

・ビザ面接

朝一番の時間帯は比較的空いているものの、それ以降(8:30~)は列が長く伸びて待たされる。2014年6月から、手荷物は小さなかばんしか持ち込めず、預けられる手荷物は携帯のみになったため、大きな荷物は駅のコインロッカー等に預けておく必要がある。8:30の時点で地下鉄のコインロッカーは埋まっていたので、新宿駅なり、向かう途中の大きな駅に預けるのがベター。

http://www.ustraveldocs.com/jp_jp/jp-niv-securityinfo.asp

セキュリティチェックを受け、携帯を預け、書類のチェックを受けると窓口前の待合スペースで待たされる。呼ばれて指紋を取った後、窓口で面接。J1、初回、東京で受けた質問は以下のような感じ。

「Professorなの?」→そうです
「何を教えてるの?」→大気科学
「どこの大学?」→筑波大学
「どれくらいの期間働いているの?」→5ヶ月
「アメリカでは何をするの?」→カリフォルニア大学の研究者と一緒に研究
「受け入れ先大学でも~の研究をするの?」→はい
「これまでアメリカに行ったことは?」→国際会議で何度か
「どこに行ったの?」→例えばサンフランシスコとか
「あなたの生活費は誰が面倒みるの?」→大学から給料をもらっています

用意した書類はパスポート、面接予約票(メール)、DS160(左上に写真を上下逆にしてテープ貼付け)、SEVIS支払い証、DS2019原本、大学からのInvitation letter、給与取得見込み証明書(英語)、最終学歴3年分の成績証明書(英語)、預金通帳原本。通帳はすぐ返却された。Visaが届くまで、パスポートを預ける必要があるので、面接直後に海外に行く用がある場合は注意が必要。

予約は8:15で、当日は大使館着7:55、面接8:25頃、終了8:30頃。

・入国審査

米国に入国の際はVISAの貼られたパスポートのほか、DS2019を持参する。決して預け荷物の中に入れないこと。
質問は「Research Scholarですか?」のみで、Visa Wavierに比べて格段にスムーズに進んだ。

・入国許可記録I-94

アメリカで開催される会議や研究集会に参加する際、またはJ1ビザに関して受け入れ機関での手続きの際に、入国許可記録I-94の番号や有効期限の情報や、コピーが必要になる場合がある。しかしI-94の処理は自動化されたので、アメリカ出張時など、普段はお目にかかることはない。

http://japan2.usembassy.gov/pdfs/wwwf-cbp-i94autoj-factsheet.pdf

自分のI-94の情報やコピーは、以下の米国税関・国境警備局のサイトでパスポート番号等を入力すると入手できる。J1を始めとしたビザで入国した場合は、その情報が反映された最新の記録を印刷して持っておく。

https://i94.cbp.dhs.gov/I94/consent.html

○到着後のJ1関係の手続き

担当秘書の方に会い、直接サインが必要な書類などの手続きを済ませる。受け入れ機関のビザ関係の部署(例えば国際研究オフィスなど)でオリエンテーションが行われ、再入国やSSNの取得についての注意などの案内を受ける。また、パスポートやDS2019などを持参し、受け入れ機関のレジストレーションを済ませる。

・ソーシャルセキュリティナンバー(SSN:社会保障番号)

アパートを始め、様々な契約の際に求められる番号。現地のSocial Sequrity Officeにパスポート、DS2019、I-94を持参する。必要事項を記入する用紙SS-5-FSはオフィスでももらえるしダウンロードもできる。J1ビザの場合交流目的であるものの、就労も許可されているため、項目5は"Legal Alien Allowed to Work"を選択する。
http://www.umsl.edu/~intelstu/Files/PDFs/Social%20Security%20Letter%20Request.pdf
申請はアメリカに入国してから10日間、大学のInternational Officeでのレジストレーションを済ませてから5日間は置いてからにするように指導される。登録情報がSocial Sequrity Office側に届くまでに時間がかかるとのこと。

http://www.kenkyuu.net/guide-3-02.html
http://cocos.town-web.net/ssn.html

サンディエゴのダウンタウンにあるSocial Security AdministrationのCard Centerでは、手荷物検査はなく、係員に初めてのSSN申請の旨を伝える(または受付の機械にタッチ入力)すると番号票がもらえる。1時間ほど待って窓口で何点かの確認後、10日ほどで郵送されることを伝えられて、申請は終了。

○海外への転出に関わる手続き

学会等の住所登録:日本の所属機関や実家にして、帰国した際に郵便物をまとめて読むか、または移転先の住所を指定してもよい。

住民票:外国への転出手続きをすると、その期間の住民税がかからない。つくば市の場合、1年以上外国に行く場合に手続きが必要で、転出の14日前から手続きが可能。

銀行口座:住民票を移さないのであれば問題ない。上記のような場合は、基本的に、日本に住民票がない人は口座を保持できず、新規に開設することもできない。ただし、実家が日本にあるなど、日本に連絡先がある場合、かつ期間が限定的(SMBCの場合2年以内)であれば、住所・電話番号を実家に移すだけでOKである場合がある。場合によりけりなので、窓口に行って直接相談する。

・海外旅行保険

受け入れ機関から、加入するべき保険を指定されたり、どんな要件を満たす保険に加入するべきかを指示される場合がある。

長期海外旅行傷害保険比較
http://www.海外旅行傷害保険.net/

海外長期滞在向け保険(三井住友海上)
http://www.kaigairyoko-hoken.jp/long/2years.html

医療保険用語(Deductible, Co-pay, Co-insurance, Out-of-pocket maximum、Out-of-Networkなど)
http://www.kenkouhokenusa.com/glossary.html
http://uytaz.com/2014/11/23/post-597/

・海外渡航のための予防接種

https://www.forth.go.jp/useful/vaccination.html

・国際郵便

EMS(国際スピード郵便)

https://www.post.japanpost.jp/int/ems/

5kg程度の小包みで9,000円程度、カリフォルニア州まで2~3日程度で届く。

○カリフォルニアでの生活の準備

ハイブリッド サンディエゴ便利帳2015(キョーハンブックス 税抜2,980円)・・・サンディエゴ赴任、留学、長期出張者に必要な情報が揃っていて便利。

サンディエゴタウン.com
http://www.sandiegotown.com/generalinfo/

日本食スーパーやレストランは、カーニーメサのあたりに集中している。
http://www.us-lighthouse.com/specialla/e-15109.html
http://www.sandiegotown.com/event/193/-/
http://gomasiopan.exblog.jp/7236057

カーニーメサにあるダイソーサンディエゴ2号店は日本の100均とほぼ同じ品揃えで、引っ越しした直後に行くと、日常の小物が揃うので非常に便利。

カリフォルニア州、オレゴン州、ワシントン州で利用できるユニオンバンクの口座を日本から開設(三菱東京UFJの口座が必要)
http://www.bk.mufg.jp/tsukau/kaigai/kouza/cali/index.html
日本で受け取ったカードを現地の支店に持参し、4桁のPINコードを登録してもらえば、ATMで自由に引き落とし等が可能。頻繁に出し入れする場合は、チェッキングアカウントにしておくと手数料の心配がいらない。

国際免許の取得(免許、パスポート、5cmx4cm写真を持って免許証記載住所の警察署へ)
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/menkyo/menkyo/kokugai/kokugai01.htm

カリフォルニア州運転免許(住所を取得したら、直ちに現地の運転免許を取得する必要あり)
http://www.sf.us.emb-japan.go.jp/jp/m02_03.htm

カリフォルニア州で運転免許取得
http://blog.westzaki.com/post/79629261630/california-driver-license

サンディエゴのバス・トロリー
http://www.sdmts.com/schedules-real-time-maps-and-routes/bus-routes
http://www.sdmts.com/MTS/RegionalTransitMap.asp
二回以上利用するのであれば、デイパスを購入すると小銭が不要になるので便利。トロリーの駅に設置されている機械で購入することができる(Santa Feのグリーンラインのホームなど、購入できない機械もある)。MTSバスは、乗車の際にその日の分のみをチャージすることも可能(パスを機械にかざし、5ドルを入れ、再びかざす)。
https://route66japan.wordpress.com/2014/10/13/sandiego-mta/
http://www.sandiegotown.com/living/125/

UC San DIego Campus Shuttles
https://transportation.ucsd.edu/shuttles/
UCSD関係者が利用できるキャンパス内外のシャトルバス。写真入りのCampus IDの携帯が必要とされているものの、チェックされることは少ない。

UC San Diego Housing
http://hdh.ucsd.edu/housing/
様々な種類の住宅が用意されているが、9~32ヶ月待ちの状況
https://hdh.ucsd.edu/ARCHWaitList/statistics.aspx

アパート検索サイト:Apartment guide、ForRent.com、yelpなど。

アパートによってはそのアパートのウェブページを持っていて、部屋の空き状況が確認できたり、家賃をオンラインで支払いを行ったりすることができる場合がある。ただしSSNやクレジットヒストリーを求められるので、無ければ事情を説明する必要がある。

・電気等

アパートによって異なるが、San Diego Gas & Electricが管理している場合は、住所といつから利用を開始するかなどを伝える。電話で申し込み可能。SSNがあれば、web上で申し込むことができる。SSNがない場合、パスポートを支店に持参して申し込む。

http://www.sdge.com/

・インターネット

パソコンとスマホ両方で利用するか、ダイヤルアップやDSLにするか、など、使い方によって様々。電話会社のDSLにするならAT&Tに行って申し込む。SSNがあればwebから申し込めるが、なければ支店に行く。

http://www.att.com/

○アメリカで少し勝手の違うところ

・シャワーからお湯が出ない

お湯を出す仕組みが特殊で、多くの日本人が引っかかるポイント。レバーを最大限回す、上げる下げる押す引っ張る、蛇口の先端部分をつかんで下に降ろす、など。

https://teachme.jp/contents/3722
http://ameblo.jp/taneru/entry-11179718558.html
http://ws-watch.blogspot.com/2012/06/blog-post_21.html

・看板を見ても何のお店かわからない

小型の店舗はいいとして、複合商業施設に行くと、大きな看板に「VONS」「Best Buy」「◎(TARGET)」と掲げられているだけで、スーパーなのかドラッグストアなのか家電なのか、何のお店かさっぱりわからない。下記のようなサイトを見ながら慣れるしかない。

http://www.usifinder.com/jpn/usr/fs/srh_fs.php?catid=6

・用紙のサイズ

アメリカではA4と微妙にサイズの違うLetterサイズの用紙が普及している。プリンタの設定では、用紙のサイズをLetterに設定すること。A4のつもりで印刷すると、縦の端が少し切れてしまう。
http://lifevancouver.jp/2013/01/knowledge/1399.html
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