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2016/04/21

Mac Office 2016 の PowerPoint で「テーマのフォント」を自由に設定する

Tweet ThisSend to Facebook | by TATSUMI
PowerPoint には「テーマのフォント」といって,そのスライドの標準のフォントをあらかじめ選ぶ機能があります。これを設定しておけば,リボンやダイアログでフォントを選ぶとき,リストの一番上にそのフォントが表示される便利な機能です。

Windows 版 PowerPoint 2013 の場合,「表示」→「スライドマスター」→「フォントのカスタマイズ」で設定することができます。

しかし,Mac 版 2016 (ver.15) では残念ながら該当する項目がありません。GUIではできないようなので,設定ファイルをエディタで書いて,既定のフォルダに入れることで対応します。

設定ファイルの形式はXMLファイルです。記述方法は XML Hacking: Font Themes - Office Best Practices を参考にしてください。編集はテキストエディタでOKです。

設定項目の仕様について簡単に説明すると,aタグの属性「typeface=""」の””の間にフォント名を入れます。「majorFont」と「minorFont」は「見出し」と「本文」のことです。「latin」「ea」「cs」はそれぞれ「(英語など)ラテン文字」「(日本語を含む)東アジア言語」「(アラビア語などの)複雑な書記系」を指しています。

サンプルとして,源ノ角ゴシックから派生した源真ゴシックをテーマのフォントとして設定した際の設定ファイルを用意しました。圧縮してありますので,解凍して xml ファイルを開いて中を確認してみてください。

GenShinGothicP.xml.zip

作成した設定ファイルは,下記のディレクトリに設置します。Finder を開いて「移動」→「フォルダへ移動」から出てくるダイアログに,コピペすれば当該フォルダに移動できます。そこにxmlファイルを置いてください。
 
"~/Library/Group Containers/UBF8T346G9.Office/User Content.localized/Themes.localized/Theme Fonts"

ここまで終わりましたら,PowerPoint を(コマンド+Q で完全に終了してから)再起動すると,「表示」→「スライドマスター」→「フォント」の場所に設定したフォントテーマが「ユーザー定義」として表示されます。

設定ファイルを置くとフォントテーマとして「ユーザー定義」が表示される
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