2008年12月
TCPスループット向上を目的とするPONの動的帯域割当方式の検討
電子情報通信学会和文論文誌(B)
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- 巻
- J91-B
- 号
- 12
- 開始ページ
- 1658
- 終了ページ
- 1668
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- 出版者・発行元
- 電子情報通信学
近年,光アクセス網を経済的に構築するPON(Passive Optical Network)が広く使用されている.PONでは,局側装置が複数の加入者側装置のデータ送信タイミングをスケジューリングする.このため,加入者から局方向のデータ転送において,帯域割当制御に依存する送信待ち時間がある.一方,データ通信ではTCP/IPが広く使用されており,高いスループットを得るためには伝送遅延が小さくなくてはならない.したがって,次世代の高速データ通信を実現するためには,PONにおける伝送遅延の低減が重要である.本論文では,PONにおける帯域割当にかかわる制御遅延とTCPスループットの関係を解析し,次世代の高速化PONに適する帯域割当方式を検討した.
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110007379104
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA11325909
- URL
- http://id.ndl.go.jp/bib/9733750
- ID情報
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- ISSN : 1344-4697
- CiNii Articles ID : 110007379104
- CiNii Books ID : AA11325909