2020年3月
集中治療室における作業療法実践に関する探索的研究
神戸学院総合リハビリテーション研究
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- 巻
- 15
- 号
- 2
- 開始ページ
- 17
- 終了ページ
- 25
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 神戸学院大学総合リハビリテーション学会
本研究の目的は、当院集中治療室(以下、ICU)で行われている作業療法を介入方法の観点から探索的に分類し、その実践内容を明らかにすることである。方法は、ICUに入室し作業療法が実施された184名を対象とし、ICUで行われた作業療法実践内容を『作業療法士(以下、OT)が使用している一般的な介入方法を用いての活動分類』を用いて分類し、探索的に分析した。その結果、エクササイズ154/184名、人工的作業70/184名、治療的作業3/184名、適応・代償的作業5/184名が実施していた。ICUにおいて廃用予防、早期離床を目的とした実践内容だけでなく、対象者の生活や価値観にみられる個別性を考慮した実践が試みられており、作業の目的や意味の共有、細かな環境設定を行うためにはコミュニケーション手段の確立が求められると考えられた。(著者抄録)
- ID情報
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- ISSN : 1880-781X
- 医中誌Web ID : 2020188756