2017年9月
キモトリプシンのLys175への部位選択的な機能性分子の導入
第11回バイオ関連化学シンポジウム
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- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- ポスター発表
当研究室では、Pheの構造と類似したdiphenyl 1-amino-2-phenylethylphosphonate [Phep(OPh)2] のペプチド誘導体を用いて、タンパク質を部位選択的に加工する研究を進めている。N末端にGluを配置した分子を合成し、Gluの側鎖カルボキシ基によってLys175に機能性分子Rを導入できることを示した。この分子を架橋して2量化することができれば、Lys175間で架橋したキモトリプシン2量体が形成されると考え、分子を2量化した構造を持つ架橋分子の設計と合成を行っている。