基本情報

所属
情報科学芸術大学院大学 産業文化研究センター 研究員
学位
博士(人間科学)(2021年3月 大阪大学)

連絡先
junkotiamas.ac.jp
研究者番号
50779501
J-GLOBAL ID
201601002623647176
researchmap会員ID
B000256619

研究者と当事者が協働して「より良い」状態を目指すアクションリサーチという研究スタンスに則って、災厄の経験を表現する人々と恊働的実践を行っています。特に、阪神・淡路大震災の経験を手記集として出版する市民団体「阪神大震災を記録しつづける会」において、震災20年目、25年目の記録集の企画編集を通して、災厄との向き合い方を研究してきました。

また、災厄の当事者となった人々の表現を伝えるメディアとして、モノや映像を鑑賞する場について実践的に研究しています。現在まで「防災」という目的に回収される傾向の高い施設において鑑賞者に多様な解釈を生み出すことを目的とした展示実践や、観賞を主目的としていない人々が集まるショッピングモールでの展示実践を行い、災厄について豊かに思考する場のあり方を考えてきました。

さらに、アクションリサーチという研究スタンスにおいて、展開される活動はいかにしてエスノグラフィとして記述されるべきかについて研究し、ローカルな知がインターローカルな知となる諸条件を検討しています。

写真:清水裕貴


論文

  16

MISC

  5

書籍等出版物

  7

講演・口頭発表等

  39

Works(作品等)

  7

共同研究・競争的資金等の研究課題

  2

学術貢献活動

  2

社会貢献活動

  2

メディア報道

  7