2009年6月25日
ストリーム暗号を使用したハッシュ関数
電子情報通信学会技術研究報告. SITE, 技術と社会・倫理 : IEICE technical report
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- 巻
- 109
- 号
- 114
- 開始ページ
- 153
- 終了ページ
- 159
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人電子情報通信学会
ストリーム暗号を構成要素としたハッシュ関数(Stream-Cipher-based Hash function,SCH)は,高速なハッシュ生成処理を可能とする.しかしながら,SCHの安全性に関する検証は十分に行われていない.そこで本論文では,「事前処理」と「ストリーム暗号」の二つの構成要素から成るSCHのモデル化を提案し,安全性の検討を行う.脆弱性を含む既存のSCH(AbacusおよびBoole)にモデルを適用し,解析を行うことで,脆弱性を持つ構成要素を明らかにする.さらに,脆弱な構成要素に変更を加えることで,既存の攻撃に対して安全性を向上できることを示す.本検討より,安全なSCHを構成するための構成要素の必要条件を導出する.
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110007357047
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA11651731
- URL
- http://id.ndl.go.jp/bib/10308791
- ID情報
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- ISSN : 0913-5685
- CiNii Articles ID : 110007357047
- CiNii Books ID : AA11651731
- identifiers.cinii_nr_id : 9000006420799