基本情報

所属
東北大学 大学院理学研究科 地学専攻 地圏進化学講座 准教授
(兼任)災害科学国際研究所 災害評価・低減研究部門 陸域地震学・火山学研究分野分野 准教授
学位
博士(理学)(2006年3月 東北大学)

連絡先
mutotohoku.ac.jp
ORCID ID
 https://orcid.org/0000-0001-8493-4051
J-GLOBAL ID
200901049434856601
researchmap会員ID
6000017715

外部リンク

2006年に東北大学大学院理学研究科で長濱裕幸教授指導のもと博士課程を修了した後、ブラウン大学地質学科で Jan Tullis教授の下でポスドク研究員を務めた。2008年4月助教として東北大学に赴任後、2016年には、東北大学の准教授に昇任。博士課程から一貫して、岩石変形実験や数値モデリングなどによって、地殻とマントル物質のレオロジー特性について研究している。現在は、2011年の東北地方太平洋沖地震の余効変動解析や地殻・マントル岩石のレオロジー挙動に及ぼす水の影響に焦点を当てて研究している。


委員歴

  5

論文

  94

MISC

  16

書籍等出版物

  1

講演・口頭発表等

  50

共同研究・競争的資金等の研究課題

  10

社会貢献活動

  1

メディア報道

  6

その他

  8
  • 2014年10月 - 2014年10月
    不均質レオロジーを考慮した東北沖地震後の地殻変動解析
  • 2012年12月 - 2012年12月
    高温岩石変形試験における応力測定精度向上に関する研究
  • 2011年4月 - 2011年4月
    蛇紋岩の摩擦すべり特性
  • 2011年1月 - 2011年1月
    地殻変動と大気中ラドン濃度に関する研究
  • 2010年4月 - 2010年4月
    近年の地球物理学的観測網の発展により、下部地殻が地震学的に “active” であると考えられ始めた(Jackson, 2002)。インド楯状地では、従来上部マントル内で起こるとされていた地震を震源決定しなおした結果、これらの地震がMoho面上部の下部地殻内で起きていることが明らかになった(Maggi et al., 2000a, b)。さらに、地表に露出する実際の下部地殻岩石中から、温度約800 ºC, 圧力約1 GPaという条件にもかかわらず、地震発生の痕跡であるシュードタキライトの産出が報告されており(Austrheim & Boundy, 1994)、下部地殻が地震を発生しうるほど強度が高いことを裏付けている。しかし、実際の下部地殻という高温高圧下でどのように地震の核形成(岩石の摩擦すべりおよび破壊)が始まるかについては明らかになっていない。 下部地殻岩石のレオロジーとして、Rybacki et al. (2008) は、ガス圧式試験機(封圧400 MPa = 深度約15kmでの制岩圧に相当)を用いた、剪断変形実験から、細粒斜長岩の延性破壊が、下部地殻中での震源核形成の一因となることを指摘した。彼らの実験では、高歪で粒界に存在する微小空洞(キャビティ)が、巨視的な剪断面へと成長し、試料の延性破壊を引き起こすことが観察されている。さらに、天然のマイロナイト中の斜長石多結晶体からも、キャビティ形成による破壊面の存在が観察され(Shigematsu et al., 2004)、キャビティ形成とその発達が、地殻深部での破壊核形成の一因となる可能性が指摘されている。一方、金属学の分野では、高圧下では、空洞の発生と引き続く延性破壊が抑制されることが知られており、低封圧で行われたRybakcki et al. (2008) の実験結果を、より高圧の下部地殻へと応用出来るかどうか(つまりキャビティ形成の圧力範囲)という点については不明である。 地殻深部でのキャビティ形成による地震核形成の可能性について、下部地殻に相当する圧力を発生することができるGriggs型試験機(封圧 ~ 1.4 GPa)を使い、下部地殻相当の圧力下でもキャビティ形成による延性破壊が起こるかどうかを調べる必要がある。そこで、本研究は、Griggs試験機を使い、斜長石多結晶体の高圧下でのキャビティ形成の可能性について調べ、下部地殻中での震源核形成機構について言及することを目的とする。
  • 2010年4月 - 2010年4月
    東北日本弧の地殻変形活動のモデル化
  • 2006年7月 - 2006年7月
    地殻岩石のレオロジー特性に関する実験的研究
  • 2004年4月 - 2004年4月
    ピンオンディスク摩擦試験機を用いた岩石の摩擦実験