2017年 - 2020年
ベトナムにおける「美術」受容に関する研究
科学研究費 基盤研究?
- 担当区分
- 研究代表者
- 資金種別
- 競争的資金
本研究「ベトナムにおける『美術』受容に関する研究:装飾と芸術の相克」は、フランス支配下のベトナムで誕生した言葉「美術(m? thu?t)」の概念を、「装飾」との関係において明らかにするものである。周知の通り、「美術」という概念は西洋由来の枠である。和製漢語「美術」のクオック・グー表記である「美術(m? thu?t)」という言葉が、仏語Beaux-Artsの訳語として使われ始める20世紀初頭、この言葉がどのように理解され、どのように根付き、在来のものとは異なる外来の概念がいかに従来の意味を変えていったのかを分析することによって、構築が叫ばれている「世界美術史」に、「周縁」の視点から新たな視座を提供したい。
この研究課題の成果一覧
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論文
1-
東京大学大学院 総合文化研究科 2019年12月 筆頭著者
講演・口頭発表等
1-
ベトナム研究者会議 2022年研究大会 (東京大学駒場キャンパス) 2022年11月26日 招待有り