論文

2016年10月

術中迅速圧挫細胞診による血管評価に基づいた神経膠腫の悪性度の検討

北海道臨床細胞学会会報
  • 漆戸 万紗那
  • ,
  • 森谷 純
  • ,
  • 竹浪 智子
  • ,
  • 鈴鹿 淳
  • ,
  • 木村 太一
  • ,
  • 西原 広史
  • ,
  • 谷野 美智枝
  • ,
  • 田中 伸哉

25
開始ページ
19
終了ページ
23
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
北海道臨床細胞学会

目的:術中迅速圧挫細胞診における微小血管増生の程度から悪性度分類を行うことを試みた.対象:細胞診圧挫標本作製が可能であった術中迅速病理検体のうち,神経膠腫64症例(高悪性度47症例,低悪性度17症例)のPapanicolaou染色標本を用いた.方法:層構造や分岐の有無については目視で行い,内皮細胞の核の数を算定し層数とした.血管径については顕微鏡ソフトウェアを用いて計測した.結果:grade III以上の神経膠腫で血管内皮細胞の多層化がより多く認められ,分岐数の増加,構造の複雑化もgradeの上昇に伴い多く見られることがわかった.また,血管径を比較したところ,高悪性度群で有意に増大傾向があることが認められた.結語:細胞診圧挫標本を用いた神経膠腫における血管増生は,悪性度と相関があり,gradeを含めた診断を行う上で有用であると考えられた.(著者抄録)

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http://ci.nii.ac.jp/naid/40021056366
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