2017年6月 - 2019年3月
ピコモル炭素に適用できる新たな炭素同位体比測定法の開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的研究(萌芽) 挑戦的研究(萌芽)
本研究では,炭素同位体比から読み取れる事象の空間分解能を飛躍的に高めることをめざし,ピコモルレベルの極微量炭素に適用できる革新的な炭素同位体比分析法の開拓をめざした.炭素は物質の起源を探る上で重要な指標となっている.この分析に必要とする炭素量を少なくできれば読み取る領域の空間分解能を向上させることができる.
本研究ではまず,炭酸塩鉱物のリン酸分解によって二酸化炭素を生成させるガラスラインの作製を行った.次いで,冷却固化させた二酸化炭素(ドライアイス)のラマン分光分析から,炭素同位体比を測定することに成功した.これにより,極微量炭素の分光炭素同位体分析法を確立するに至った
本研究ではまず,炭酸塩鉱物のリン酸分解によって二酸化炭素を生成させるガラスラインの作製を行った.次いで,冷却固化させた二酸化炭素(ドライアイス)のラマン分光分析から,炭素同位体比を測定することに成功した.これにより,極微量炭素の分光炭素同位体分析法を確立するに至った
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- 課題番号 : 17K18794
- 体系的課題番号 : JP17K18794