2017年9月12日
動画を用いた危険予知トレーニングシステム ― 視線特徴から見たベテランのリスク認知の特徴
第16回情報科学技術フォーラム
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- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 口頭発表(一般)
- 主催者
- 情報処理学会
- 開催地
- 東京大学
工事現場や製造現場で働く人は,事故や怪我を未然に防ぐために安全教育を受ける必要がある。多くの企業は,安全教育としてKYT(Kiken Yochi Training)[1]を導入している。KYT はある作業風景のイラストを見せ、イラスト中に潜んでいるリスクを指摘しあうという方法で行う。しかし
イラストはその性質上、動的な表現や独立した複数の作業の表現が難しい。このため,イラストは恣意的な図になってしまい、トレーニングの効果が期待できないという問題がある。
本研究では、イラストでは表現できない動的な複数の作業を表現するために、動画を用いた危険予知トレーニングシステムの開発を行う。動画には、実際の作業風景を撮影したものを用いる。そして,現場で働くベテランと新人の労働者に同じ動画を見せ、動画を見ているときの視線の動きや、労働者へのインタビューを通してリスク認識の方法や過程の違いを発見する。このように視線から特徴の違いを分析する研究は多く
イラストはその性質上、動的な表現や独立した複数の作業の表現が難しい。このため,イラストは恣意的な図になってしまい、トレーニングの効果が期待できないという問題がある。
本研究では、イラストでは表現できない動的な複数の作業を表現するために、動画を用いた危険予知トレーニングシステムの開発を行う。動画には、実際の作業風景を撮影したものを用いる。そして,現場で働くベテランと新人の労働者に同じ動画を見せ、動画を見ているときの視線の動きや、労働者へのインタビューを通してリスク認識の方法や過程の違いを発見する。このように視線から特徴の違いを分析する研究は多く