2015年4月 - 2018年3月
大気汚染物質がバイオエアロゾルの感染力に及ぼす影響評価と疾病予防に向けた研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
バクテリアやウイルスなどを含むバイオエアロゾルと煤の相互作用メカニズムの解明が感染症などによる健康被害を最小限に抑えるための一助になると考え本研究を推進した。
対象とする環境中の汚染物質としては炭化水素の不完全燃焼から排出される黒煙(煤)を対象物質とし、オゾンをバイオエアロゾルへのストレス因子として、大気環境中での挙動を対流式反応チャンバーにてシュミレーション実験した。その結果、バイオエアロゾルが煤と混在した場合はオゾンによるストレスを軽減している傾向が見受けられた。有機物質を多く含んでいる、煤や畜舎内環境粒子がバイオエアロゾルの活性保持にどの様な影響を及ぼすか検証を行うことができた。
対象とする環境中の汚染物質としては炭化水素の不完全燃焼から排出される黒煙(煤)を対象物質とし、オゾンをバイオエアロゾルへのストレス因子として、大気環境中での挙動を対流式反応チャンバーにてシュミレーション実験した。その結果、バイオエアロゾルが煤と混在した場合はオゾンによるストレスを軽減している傾向が見受けられた。有機物質を多く含んでいる、煤や畜舎内環境粒子がバイオエアロゾルの活性保持にどの様な影響を及ぼすか検証を行うことができた。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 15K00568
- 体系的課題番号 : JP15K00568