共同研究・競争的資金等の研究課題

2018年4月 - 2021年3月

広域仮想計算機基盤のためのNFVテストベッド構築に関する研究

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)
  • 市川 昊平

課題番号
18K11326
配分額
(総額)
4,420,000円
(直接経費)
3,400,000円
(間接経費)
1,020,000円

仮想計算機技術の発達により、地理的に分散する大学や組織が提供する計算機資源をソフトウェア制御技術により動的に多数確保し、仮想計算資源を共有するマルチサイト・クラウド実験基盤の構築技術は成熟しつつある。また、これら広域に分散する仮想計算機基盤を結合する仮想ネットワーク技術も研究開発が進み、SDN (Software-Defined Networking)を基盤としたネットワークの実験基盤も整いつつある。しかしながら、仮想計算機と仮想ネットワークを統合した形であるNFV (Network Function Virtualization) 技術を広域環境上で評価可能とするテストベッド構築技術は未確立な状態である。そこで、本研究では、広域に分散する仮想計算機基盤およびそれらをつなぐ仮想ネットワーク上において、動的にNFVに関する実証的研究を可能とする国際的なNFVテストベッドの構築を目指し、研究開発に取り組んでいる。
初年度にあたる当該年度は、1) 国際OpenFlowネットワークと仮想計算機基盤の相互接続環境の構築と2) NFVの実証的評価環境のオーケストレーション技術の確立に取り組んだ。具体的には、異なるドメイン間で動的にネットワークを配備するオーケストレーションツールとして標準化が進んでいるNSIサービスを活用し、NIIのL2VPNを制御し、動的に日米間のSDNバックボーンを構築するシステムの開発を行った。