基本情報

所属
愛知教育大学 教育学部 人文社会科学系 助教
学位
博士(歴史学)(2022年3月 名古屋大学)

連絡先
masakimasaki121yahoo.co.jp
研究者番号
50980348
J-GLOBAL ID
202001021207687026
researchmap会員ID
R000000301

 ある程度身の上を公開しておくとコミュニケーションが円滑になると思ったので簡単に書きました。どこかでお会いした際には、よろしくお願いいたします。

(1)自己紹介

 1994年奈良県生まれ。千葉に約6年間、京都と岡山に約1年間住んでいたこともあります。趣味はゲーム音楽。小学校時代から現在まで継続しています。劇伴もよく聴くようになりました。アイコンは愛猫の「てんてん」。人生最大の病気経験は、カンピロバクターに感染したこと。最も印象に残っている場所は、2023年に調査で向かったキルギス。思い出の味は、極鶏の鶏だくとハイライトのジャンボチキンカツ定食。

(2)研究テーマについて

 学部の卒論で日清戦争のコレラを取りあげて以来、医療史に関心を持って研究を進めてきました。現在の研究テーマは以下の通りです。

①帝国日本の形成と戦病

 帝国主義の時代において、軍事活動に感染症問題はあらゆる帝国において見られる普遍的な現象でした。この帝国主義時代の象徴としての戦病という観点から、近代日本の対外進出時に見られた感染症問題について分析し、帝国日本の形成過程を検討しています。戦病が帝国間の「共通言語」であったことをふまえ、世界史的な視点から研究することを心がけています。

②帝国日本と薬草

 博士修了後に始めた研究です。医療資源としての薬草という観点から、帝国日本における薬草の資源化過程を分析しています。当面は、地域社会・伝統知と科学知の関係に注目し、資源化の具体的な様相を検討したいと考えています。薬草の自給化は現代日本においても大きな課題となっており、歴史学の立場から何らかの形で貢献できないかと模索しています。

③その他

 医療史の立場からアジア・太平洋戦争における大量死問題を検討したいと考えています。最近は、朝鮮・満州の風土病についても研究を始めました。歴史教育についてもここ数年少しずつ勉強をしています。


委員歴

  12

論文

  6

MISC

  13

講演・口頭発表等

  20

担当経験のある科目(授業)

  5

共同研究・競争的資金等の研究課題

  8

学術貢献活動

  3