2020年2月
最高速度低下点における高齢運転者を対象とした助言型ISAによる速度遵守効果検証
交通工学論文集
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- 巻
- 6
- 号
- 2
- 開始ページ
- A_131
- 終了ページ
- A_137
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- DOI
- 10.14954/jste.6.2_A_131
- 出版者・発行元
- 交通工学研究会
高齢運転者は身体能力の低下により速度制限標識を見落としやすいことが知られている。特に、最高速度が低下する交差点では、速度制限標識の見落としが生じると、意図せず最高速度を超過してしまう 可能性がある。このため、これらの場所でいかに最高速度を遵守させるかが重要な課題である。本研究 は、高齢運転者を対象に、最高速度低下点における速度遵守の実態を把握するとともに、そこで助言型 ISA による速度遵守行動を促す効果を検証することを目的とする。そのため、高齢者 10 名、非高齢者 10 名のプローブデータを用いて、助言型 ISA の稼動前、稼働中における最高速度変化点での速度遵守 行動変化を把握した。その結果、高齢運転者の走行軌跡に基づいて抽出した5 箇所のうち、3 箇所の超 過率が低下、2箇所の超過率が横ばいであることが分かった。
- ID情報
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- DOI : 10.14954/jste.6.2_A_131
- ISSN : 2187-2929