MISC

2020年

政策分析のためのリファレンスモデルの構築

国際P2M学会誌
  • 中間 康介
  • ,
  • 中野 冠

14
2
開始ページ
80
終了ページ
101
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.20702/iappmjour.14.2_80
出版者・発行元
一般社団法人 国際P2M学会

日本の政策形成プロセスにおいて、「政策分析」が十分に実施されていないことが指摘されている。その原因として、数年で異動を繰り返す行政職員の人事体系上、過去の政策分析の経緯や結果を後任に残していくインセンティブが低く、政策分析を行う際にリファレンスできるものが積み上がっていかないことが挙げられる。本研究では、行政職員の政策分析プロセスの視点にて参照データベースを設計した「政策分析のためのリファレンスモデル」を提案する。論文データベースにてプロトタイプを作成して検証した結果、分析コスト削減や分析精度向上の事例が確認でき、政策分析コストが下がらないフェードバック構造に一定の有効性があることが分かった。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.20702/iappmjour.14.2_80
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/130007808425
ID情報
  • DOI : 10.20702/iappmjour.14.2_80
  • CiNii Articles ID : 130007808425

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