MISC

2019年

学生の考える保育実習の目標と達成度

鈴鹿大学・鈴鹿大学短期大学部紀要. 人文科学・社会科学編 = Journal of Suzuka University and Suzuka Junior College. 鈴鹿大学・鈴鹿大学短期大学部紀要編集委員会 編
  • 榊原 尉津子
  • ,
  • 杉山 佳菜子
  • ,
  • 小川 真由子

2
開始ページ
271
終了ページ
283
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
鈴鹿大学・鈴鹿大学短期大学部

本研究は、保育実習Ⅱを実施する5日前の事前調査と10日間の実習終了後に事後調査を受講生34名に対し実施した。事前調査として、実習に行くにあたり不安に思っていること、今回の実習の目標と達成の自信度とした。事後調査では、不安に思っていたことが解消されたか、目標達成度、今後の自分の課題について調査し検討を行った。 研究の結果、事前調査からは学生は知識・技術力・指導力の不足以外に、職員や保護者との人間関係に関する不安があることが明らかとなった。しかし、実習を経験することで園児や保護者と関わり、職員の丁寧な指導を受け、そして何よりも保育経験を積めることが不安解消に繋がり、遣り甲斐のある職業であることを実感できる貴重な学びの場であることが分った。今後保育者養成校では、このような保育現場での実践的な学びの場を多く取り入れることで質の高い保育者を育成していかなければならないと考える

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/120006595760
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/029668400
URL
http://id.nii.ac.jp/1446/00002887/
ID情報
  • ISSN : 2433-9180
  • CiNii Articles ID : 120006595760

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