書籍等出版物

2017年12月

江戸―明治 連続する歴史 (別冊『環』23)

  • 北原かな子
  • ,
  • 浪川 健治
  • ,
  • 古家 信平

担当区分
共著
担当範囲
邦楽」と「洋楽」ー二つの音楽世界に生きた楠美家の人々
出版者・発行元
藤原書店
総ページ数
336
担当ページ
DOI
ISBN
4865781552

本稿では、本州最北端の一地方であった津軽地方の城下町を対象として近世から近代へと移行する時期の音・音楽をめぐる諸相と、その中で邦楽保存運動に奔走した楠美家の人々について述べた。国家主導とはまた趣を異にした地方の音楽をみていくことで、グローバル化が進む移行期における文化の多様な実態を明らかにするとともに、社会システムの変動及び外来文化の受容に直面した士族層とそのアイデンティティ考察の方向を模索した。

リンク情報
共同研究・競争的資金等の研究課題
近代移行期における「音」と「音楽」―グローバル化する地域文化の連続と変容―
共同研究・競争的資金等の研究課題
弘前藩における「音」文化の成立及び「楽」思想の形成と近代への展開
ID情報
  • ISBN : 4865781552
  • ASINコード : 4865781552
  • EANコード : 9784865781557