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2015年10月16日

近代移行期における「音」と「音楽」−グローバル化する地域文化の連続と変容−

2015年度筑波大学人文・文化学群シンポジウム「グローバルな「知」と地域の「知」—「知」の受容と創造—」)
  • 北原かな子

記述言語
日本語
会議種別
口頭発表(招待・特別)

2015年度筑波大学人文・文化学群シンポジウムにおいて、H27年度科学研究費の研究課題に関連する報告を行った。西洋音楽を文明開化期に日本が受け入れた様々な「知」の一つと捉え、洋楽が日本に入ることにより、従来の音・音楽文化との拮抗あるいは融合を経て今に至る日本人と音楽との関係を作り出すに至ったことを述べた。特に本報告では、弘前藩時代に平曲伝承の家系であった楠美家の人々と西洋音楽との出会いを辿ることで、邦楽から洋楽へと音の世界がかわる背景にあった思想的連続性について論じた。

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近代移行期における「音」と「音楽」―グローバル化する地域文化の連続と変容―