2003年3月
明治13年前後の「殖産興業」の動きと津軽の藍について : 旧弘前藩士族長尾介一郎の日記から
弘前大学教育学部紀要
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- 巻
- 89
- 号
- 0
- 開始ページ
- 61
- 終了ページ
- 67
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 弘前大学
長尾介一郎は近代津軽地方の殖産興業に尽力した人物であり、彼の日記は近代青森の諸相を知る上で貴重な史料となっている。特に明治13年前後は、介一郎が県の勧業を担当したことから、津軽地方内での殖産興業の動きや製糖、藍についての記述が多く含まれる。これらは、従来ほとんど知られていなかった津軽藍に関する旧弘前藩士の具体的活動を知るうえで貴重なものであり、本稿は長尾日記を基にして、明治13年前後の津軽での藍-の取り組みを明らかにしようとするものである。
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110000322391
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN00211590
- ID情報
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- ISSN : 0439-1713
- CiNii Articles ID : 110000322391
- CiNii Books ID : AN00211590
- identifiers.cinii_nr_id : 1000080405943