MISC

2019年6月

自然発生糖尿病ハムスターに対して酪酸菌培養液が奏効した1例

動物臨床医学
  • 島田 香寿美
  • ,
  • 松浦 功泰
  • ,
  • 滝澤 穣
  • ,
  • 田中 綾

28
2
開始ページ
058
終了ページ
062
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
動物臨床医学会

ハムスターの糖尿病は、遺伝的なものとしてI型糖尿病がジャンガリアンおよびチャイニーズハムスターで知られている。また、人間と同様に生活習慣病としてのII型糖尿病も多い。ハムスターの糖尿病に対し積極的なインスリン治療を行うことは少なく、II型の場合は食事療法や食生活の見直しによって改善することもあるが、基本的には多飲多尿の管理と、免疫低下による感染症や合併症を防ぐことが第一となる。今回、多尿を主訴に来院したハムスターに尿糖が確認されたため、酪酸菌培養液を投与した結果、飲水量の低下、および多尿の改善が認められたため、報告する。(著者抄録)

リンク情報
J-GLOBAL
https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=201902267065348803
ID情報
  • ISSN : 1344-6991
  • eISSN : 1881-1574
  • 医中誌Web ID : 2019332581
  • J-Global ID : 201902267065348803

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