2003年9月
モンテカルロ法によるボクセルファントムの比吸収割合評価
Radiation Protection Dosimetry
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- 巻
- 105
- 号
- 1-4
- 開始ページ
- 557
- 終了ページ
- 563
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- DOI
- 10.1093/oxfordjournals.rpd.a006303
内部被ばく線量評価では、比吸収割合 (SAF) を正確に求める必要がある。SAFは、ある線源組織内で特定の種類の放射線として放出されたエネルギーのうち、ある標的組織の単位質量あたりに吸収される割合として定義され、これまでMIRD-5型ファントムを用いて評価されてきた。しかし、近年CTやMRIにより得られた人体断面画像を利用して構築されたボクセルファントムが開発され、SAFのより現実的な評価が可能となってきた。原研では、これまで日本人成人のボクセルファントムを男女それぞれ1体ずつ (Otoko,Onago) 構築し、ボクセルファントムに対する外部被ばく線量評価用EGS4ユーザーコード (UCPIXEL) を開発した。本研究では、UCPIXELコードを内部被ばく線量評価用コード (UCSAF) に拡張し、そのコードの妥当性検証を行った。また、SAFに及ぼすファントムの相違の影響を検討した。
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- ID情報
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- DOI : 10.1093/oxfordjournals.rpd.a006303
- ISSN : 0144-8420