MISC

2001年1月

高燃焼度UO$_{2}$ペレットの融点

HPR-356
  • 原田 克也
  • ,
  • 仲田 祐仁
  • ,
  • 安田 良
  • ,
  • 西野 泰治
  • ,
  • 天野 英俊

開始ページ
11
終了ページ
記述言語
英語
掲載種別

照射済UO$_{2}$ペレットの融点は、通常時及び事故時における燃焼度延伸を伴う照射燃料挙動の評価において重要な要素の一つである。このため、サーマルアレスト法によるペレット融点測定装置を原研の燃料試験施設において開発した。原子力発電所で照射(30, 45GWd/t)されたUO$_{2}$、ハルデン炉で照射(40, 63GWd/t)されたUO$_{2}$及び未照射UO$_{2}$ペレットの融点は、この装置を用いて測定された。これらの結果は燃焼度の上昇に伴い融点が少し下がるが、文献値との比較において照射・未照射UO$_{2}$ペレット間でほとんど違いがなかった。本報は、装置の概要、測定手順、そしてUO$_{2}$ペレットの融点測定結果について報告する。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?11811

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