平田 和彦

1986年、京都市出身。中高時代、大阪市立自然史博物館に通う。地域博物館の学芸員のように、「地域の自然を教材とした自然科学を通じて、地域の魅力を普及する仕事」に憧れる。
大学・大学院では、北海道天売島や津軽海峡沿岸域を主なフィールドとして、海鳥の行動生態を研究。博士課程では青森県下北半島に定住し、下北の豊かな自然に惚れ込むも、多くの住民がその尊さに気づかず無関心であることに落胆（と同時に奮起！）。下北の魅力を住民に伝えたい一心で退学、むつ市役所に就職。ジオパークによる科学教育と地域振興に傾倒し、黎明期の「下北ジオパーク」を最前線で牽引、日本ジオパーク認定に貢献。
千葉県立中央博物館に転職後は、房総半島や常磐の沿岸域、伊豆諸島などを主なフィールドとして、海鳥の行動生態を研究。中高時代や前職の経験を活かした博物館活動を展開する。