2007年3月
重度ストレス障害の精神的影響並びに急性期の治療介入に関する研究
- 担当区分
- 単著
- 担当範囲
- データの収集解析,報告書の執筆にあたって中心的な役割を果たした。
- 出版者・発行元
- 平成18年度厚生労働科学研究費補助金こころの健康科学研究推進事業研究報告集
- 記述言語
- 日本語
- 著書種別
- 調査報告書
ドメスティック・バイオレンス(DV)の被害に遭った母子を対象に,母子双方の精神状態および問題行動の変化と相互作用について検討した。その結果,母子共に時間経過と落ち着きを取り戻しつつも症状は維持されること,特に子どもは多動・衝動性といった問題行動を呈し,時間経過にかかわらず深刻な状態で維持されること,そして母親の精神状態の悪化や生活に対する不安と子どもの問題行動の悪化が相互に関連することが示された。
主任研究者:金 吉晴
主任研究者:金 吉晴