2007年 - 2010年
産業利用を目的とした遺伝子組換えポプラの野外実験
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(A) 基盤研究(A)
キシログルカンを分解するキシログルカナーゼ(AaXEG2)を構成発現させたポプラを野外で4年間植栽した。発現レベルの変化、木部・葉・根の形態を解析した。発現のレベルは貧栄養土壌で高くなり、富貧栄養土壌で低くなった。葉は、陽葉の表現型を保った。プロテオミクスにより、全ての部位でストレスに関連する遺伝子の発現が増加したが、木部ではあて材に関するタンパク質の発現が認められた。木部の強度は、野生株と比べて減少し、枝を振動させると、振幅は長く続いた。
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- 課題番号 : 19208016
- 体系的課題番号 : JP19208016