2010年 - 2012年
海洋島における外来生物の駆除が生態系の物質循環に与えるインパクト
文部科学省 科学研究費補助金(基盤研究(A)) 基盤研究(A)
- 課題番号
- 22241055
- 体系的課題番号
- JP22241055
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 33,670,000円
- (直接経費)
- 25,900,000円
- (間接経費)
- 7,770,000円
- 資金種別
- 競争的資金
外来哺乳動物の攪乱の結果、生態系機能が消失した海洋島において、外来哺乳動物の駆除が生態系機能に及ぼす影響を評価し、駆除後の生態系の変化を予測するために、小笠原諸島をモデルとして、野外における実測データの解析と生態系モデルによる将来予測シミュレーションを実施した。シミュレーションの結果、ヤギとネズミを同時に駆除した方が植生や動物のバイオマスの回復効果が大きいことが明らかとなった。また、予測の精度を上げるために、環境の空間的不均質性を考慮する必要があることが示唆された。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 22241055
- 体系的課題番号 : JP22241055
この研究課題の成果一覧
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論文
3-
Ogasawara Research (50) 1-43 2024年3月 査読有り筆頭著者
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Global Environmental Research 23 45-51 2020年3月 査読有り招待有り筆頭著者
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Ecological Modelling 413 108831 2019年12月 査読有り